兵庫県丹波地域に秋の味覚「丹波栗」のシーズンが到来した。丹波篠山、丹波両市の栗園では収穫作業が本格化し、大きく育った赤褐色の実がつややかな姿を見せている。(堀井正純)
丹波栗は、兵庫と京都にまたがる丹波地域で古くから栽培される和栗の総称。大粒で風味が良いことから最上級品とされ、高級和菓子や洋菓子の原料にもなる。
丹波篠山市遠方(おちかた)で約50アールの栗園を営む橋本豊彦さん(56)は、9月半ばから連日、収穫作業に汗を流している。Uターンして就農し、栗の栽培歴は10年。「銀寄」「丹沢」「筑波」などの品種を育てている。
収穫は10月20日ごろまで続くといい「今年はイガの数が多く、豊作が期待できそう。地元産のコシヒカリの新米を使って、栗ご飯にして味わって」と笑顔を見せる。
JA丹波ささやまの集荷場(丹波篠山市宇土)では、栗の傷などをチェックし、サイズによって選別する作業が続く。同JAの栗部会には約400戸の栽培農家が加入。今年は22・5トンの集荷を見込んでいる。同JAでの店頭小売価格(1キロ)は、3Lサイズが3680円、Lサイズが2150円など。























