【バンコク、プノンペン共同】タイのアヌティン政権は5日、カンボジアと2001年に交わしたタイ湾の境界未確定海域を巡る覚書の破棄を閣議決定した。覚書は両国首脳同士の関係が良好だった当時、海洋資源の共同管理を目指して交渉すると定めたが、昨年の国境衝突を機にアヌティン首相が破棄を主張していた。
両国は昨年12月末に停戦合意したが、関係は修復していない。カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は声明で遺憾の意を表明。破棄はカンボジアの法的な権利に影響を与えるものではないとした。
アヌティン氏は「覚書の合意から25年間成果が得られなかった。今後は国連海洋法条約に基づいて対応する」と主張した。






















