若山哲夫容疑者の自宅へ家宅捜索に向かう捜査員=20日午前、新潟県胎内市
 若山哲夫容疑者の自宅へ家宅捜索に向かう捜査員=20日午前、新潟県胎内市

 磐越自動車道で新潟市の北越高の男子生徒1人が死亡したマイクロバス事故で、福島県警は20日、運転していた若山哲夫容疑者(68)=自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕=の新潟県胎内市の自宅を家宅捜索した。事故現場では18日に若山容疑者を立ち会わせて実況見分しており、事故原因を詳しく調べる。

 午前7時40分ごろ、福島県警の捜査車両が若山容疑者宅近くの駐車場に止まった。しばらくして出てきた捜査員7、8人が「福島県警察」と記載された青い箱などを持ち、捜索に入った。

 これまでの調べで、若山容疑者は事故の5日前、代車を運転中に追突事故を起こすなど、数カ月前から物損事故を5、6回繰り返していたことが分かっている。県警は運転技術や体調に問題がなかったかどうか、慎重に捜査している。

 事故は6日午前7時40分ごろ、福島県郡山市の磐越道で発生した。若山容疑者は男子ソフトテニス部員20人を乗せたバスをガードレールに衝突させ、稲垣尋斗さん(17)を死亡させたほか、17人に重軽傷を負わせた疑いで逮捕された。