かれんな花を咲かせたクリンソウ=19日午後、神戸市灘区六甲山町、六甲高山植物園(撮影・吉田敦史)
かれんな花を咲かせたクリンソウ=19日午後、神戸市灘区六甲山町、六甲高山植物園(撮影・吉田敦史)

 山あいの湿地などに生えるサクラソウ科の多年草クリンソウが、神戸市灘区六甲山町の六甲高山植物園で見頃を迎えている。かれんなピンク色の花が、初夏の山上を鮮やかに彩る。

 花は直径2センチほどで、真っすぐ伸びた茎に輪になって咲く。何段にも重なる花の輪が、仏塔の九輪を思わせることから名が付いた。兵庫県の絶滅危惧評価でBランクに指定されている。

 同園では今月7日に咲き始め、現在は約5千株がほぼ咲きそろった。20日以降の県内は雨や曇りの予報が続くが、同園広報担当の前田愛子さん(44)は「雨の日の園内は霧が出やすく、濃いピンク色が幻想的に映える」と話す。花は5月末まで楽しめそう。

 午前10時~午後5時。同園TEL078・891・1247

(吉田敦史)