外国人が窃盗をしたとする偽情報のSNSでの表示・再生回数
 外国人が窃盗をしたとする偽情報のSNSでの表示・再生回数

 海外で撮影されたとみられる過去の動画を流用し、日本で外国人が線路から金属を盗んでいる現場であるかのように誤認させる偽情報が大量に交流サイト(SNS)で拡散していることが26日、サイバーセキュリティー会社の調査で分かった。関係ない動画に虚偽情報を付け加え、外国人が治安を悪化させていると印象付ける目的でデマを広めたとみられる。

 コンステラセキュリティジャパン(東京)によると、9月15日までにX(旧ツイッター)やユーチューブなどで計約430万回表示・再生された。

 Xに3月「外国人による金属窃盗事件」「線路から金属を盗む」との記載がある投稿があった。外国人らしき人物が線路上からケーブルのような物体を持ち出す動画が一緒に投稿されていた。同じ動画を使った投稿はTikTok(ティックトック)でも見つかった。

 コンステラ社が動画の出どころを調査すると昨年8月、海外でアラビア語を使ってインスタグラムに投稿されていたものと同じだったことが判明した。