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 神戸市中央区の神戸東部新都心(HAT神戸)に完成した兵庫県立美術館「芸術の館」が六日午前、一般公開され、大勢の芸術ファンらが訪れた。

 阪神・淡路大震災後の文化復興の象徴として総事業費約三百億円が投じられた。地上四階、地下一階建て延べ約二万七千平方メートルは国公立美術館では西日本最大規模。展示室のほか、創作活動に使えるアトリエなど多彩な機能を備える。

 午前五時から入り口で開館を待った会社員根本直明さん(54)=神戸市垂水区=は「待ちきれなくて…。前の近代美術館にもよく通った。企画展のたびに来たい」。館のすぐ近くに住む主婦杉山恵子さん(59)は「大きな美術館ができると聞き、一年前に豊中から引っ越してきた。アトリエなどもあり、気分がウキウキします」と、この日を心待ちした様子。午前十時の開館とともに観客たちは、広大な館内に足を踏み入れた。

 開館記念の企画展「松方・大原・山村コレクションなどでたどる美術館の夢」(神戸新聞社など共催)は六月二十三日まで。午前十時・午後六時(金、土曜は午後八時まで)。月曜休館(四月二十九日、五月六日は開館、四月三十日、五月七日は休館)。兵庫県立美術館「芸術の館」はTEL078・262・0901

2002/4/6
 

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