兵庫県明石市の名所や風景を撮影した「ええとこ明石フォトコンテスト」の入賞作品10点が決まった。応募作品846点の中から最優秀の大賞には、田代麻美さん(神戸市)の「梅の花見て一休み」が輝いた。
明石の魅力を市内外に発信しようと、同市が企画。インスタグラムの投稿などから作品を募集した。報道カメラマンで明石市出身の宮嶋茂樹さんも審査に加わった。
大賞の田代さんは、遊び疲れた子どもたちが公園で憩う自然な姿を写した。宮嶋さんも望遠レンズの特性を駆使した技をたたえ「計算し尽くされた、にくい作品」と称賛した。審査員特別賞には、サクラが満開に咲き誇る明石公園・剛ノ池の夜明け前を撮影した山内勝さん(明石市)の「剛の池黎明(れいめい)」が選ばれた。
入賞作品10点は26日~4月4日、市立文化博物館2階ギャラリーで展示。市シティセールス課TEL078・918・5263。同じ会場で宮嶋さんの写真展「不肖・宮嶋報道写真展」が同時開催される。いずれも入場無料。(川崎恵莉子)