兵庫県明石市和坂地区を拠点に、1人暮らしの高齢者の見守り活動を続けるボランティア団体「和(なごみ)の会」が結成から30年を迎えた。手作りの食事を提供するサロンや交流会の企画、さらに外出できない人には自宅訪問をするなど住み慣れた地域で暮らし続けられるまちづくりを目指し、地道な支援に取り組んでいる。(川崎恵莉子)
同会は1991年、地域で孤立しがちな独居高齢者に食事を提供しようと、和坂小学校区の住民や民生児童委員らで結成した。
現在は校区内在住の50~90代の36人が活動。「ふれあいサロン」では公民館に集まる高齢者約20人に月2回、手作りの弁当でもてなし、おしゃべりを楽しんでいる。発足時から活動する会長の久保登喜子さん(72)は「1人でずっと家にいると心細い気持ちになる。外に出る機会や居場所にしてほしい」と話す。
和坂校区まちづくり協議会によると、校区内の住民約8千人のうち、65歳以上の高齢者は約3割を占める。独居高齢者は200人を超え、同会の見守りの対象者は80~90代がほとんどという。
足腰が悪く、公民館に足を運べない人には毎月、自宅に訪問し、お菓子のプレゼントを届けたり、話し相手になったりする活動も展開。トライやる・ウィークで野々池中学校の生徒を受け入れたり、錦城高校の生徒と交流会を開いたりと、若者が地域住民との関わり方を学ぶきっかけづくりにも力を注ぐ。
新型コロナウイルスの感染が広まった昨年3月以降、食事の提供は中止せざるをえない状態が続く。「家に閉じこもりがちな今こそ、互いに顔を合わせる機会を持ちたい」とメンバーで話し合い、月1回に減らしたサロンで絵本の読み聞かせなどを続ける。
コロナ禍で迎えた結成30年の節目は、これまでの歩みをまとめた記念誌を発行し、メンバーや利用者で喜びを分かち合った。同会のメンバーで、和坂校区まち協事務局長の入江俊勝さん(78)は「住民同士が助け合いながら、この地域に住んで良かったと思えるまちにしたい」と話している。

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