兵庫県明石市は、言わずと知れた「時のまち」「子午線のまち」。これは東経135度子午線が明石を通ることに由来する。この子午線上の時刻を日本の標準時とすることが決まってから、今年で135年。街中に設置された「子午線標識」で目には見えない子午線をたどってみた。(川崎恵莉子)
まず明石海峡を望む中崎遊園地(中崎1)からスタート。明石青年会議所が建てたトンボの標識のレプリカと、明石子午線クラブが造った「刻」のモニュメントがある。
北へ歩くと、程なく大蔵交番(天文町2)の隣に「大日本中央標準時子午線通過地識標」の石柱が見えてくる。子午線は明石市を含め3府県の12市を通っており、この標柱が最初の子午線標識として1910(明治43)年に誕生した。
さらに北に進むと、国道2号沿いの、その名も明石子午線郵便局(天文町1)前の標柱が目に飛び込んでくる。日本で唯一、プラットホームと子午線が交差する山陽電鉄の人丸前駅(天文町1)には白い標識が引かれている。
1960年に完成した同市立天文科学館(人丸町)は高さ54メートルの建物自体が標識だ。同館北側のトンボの標識は中崎遊園地にある標識の実物。日本を意味する「あきつ島」の象徴「あきつ」(トンボの古名)があしらわれる。
子午線上にあるはずのこの7カ所を線でつないでみると、実は真っすぐにはならない。標識が建っている子午線は、天体観測に基づく「天文経度」によって決められた。最初の測量は1928年に行われ、1951年の測量で正確な位置が特定された。2回目の測量前に完成した交番前の石柱や明石子午線郵便局前の標柱は、現在の子午線の位置とは約10メートルずれて立っている。
日本標準時の制定135周年を記念し、明石市はこれら7カ所の標識を巡るスタンプラリーを実施中。日本標準時子午線の大切さを伝えようとした先人らの思いに触れる機会にしたい。スタンプラリーは各地点のQRコードを読み込むとスタンプを獲得でき、5個以上で記念ロゴの缶バッジを天文科学館でもらえる。9月30日まで。

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