明石

「セルフ写真館」好評 SNS用で利用多く プロ機材で自由にスタジオ撮影

2021/08/23 05:30

 「セルフ写真館」と呼ばれる、リモコンのシャッターを用いて自分の好きなタイミングで撮影できる写真スタジオが7月、兵庫県明石市で初めてオープンした。プロ仕様の機材で自由に撮影できるのが魅力。口コミで広まり、若い女性を中心にカップルや家族連れ、高齢の夫婦も来店するという。(有冨晴貴)

 同市大明石町1の「プルーフセルフスタジオ」。セルフ写真館の発祥とされる韓国に1年ほど住んだ経験があり、渡韓以前に明石市で働いていた植木ゆかさん(25)が代表を務める。

 植木さんによると、近年は一時期に比べ、加工した写真よりも、ありのままを撮った写真を求める若い女性が多いという。

 同スタジオでは、撮影時にカラーとモノクロの両方の写真データを保存するが、素朴さが際立つモノクロ写真が人気を博している。また、モノクロ写真は高齢者にもなじみが深く、好評という。

 撮影した写真は、インスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)に掲載する人が多い。「鮮やかな写真が並んでいる中に、アクセントとしてモノクロ写真を上げるのが映える」と植木さん。

 加古川市に住む21歳の女性2人は、計3回の衣装替えを挟みながらポーズを決めて撮影。「今日のために買った衣装もある。こういった機会じゃないと着れない服もあるので楽しかった」と口をそろえた。

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