宇宙航空研究開発機構(JAXA)が7日に打ち上げ予定の小型ロケット「イプシロン」5号機に、明石工業高等専門学校(兵庫県明石市魚住町西岡)など全国の高専10校が共同開発した人工衛星「KOSEN-1」が搭載される。明石高専生は姿勢制御装置のシステム開発を担当。木星から出る電波の観測をミッションとする衛星が、宇宙に放たれる瞬間を胸を高鳴らせながら見つめる。(有冨晴貴)
KOSEN-1は、縦10センチ、横23センチ、高さ10センチ、重量2・6キロの超小型人工衛星。長さ7メートルのアンテナを伸ばし、上空500キロを周回しながら木星が放射する微弱な電波を捉える。
国立高専が人工衛星を開発するのは初めての試み。新たな宇宙技術実証と人材育成を目的とし、高専生を中心に2年半がかりで完成させた。
明石高専からは電気情報工学科5年の田中洋輝さん(20)ら学生3人と、梶村好宏(よしひろ)教授(47)が参画。衛星の姿勢を制御する部品「磁気トルカ」のシステム面の開発を手掛けた。
磁気トルカは、コイルに電気を流すことで、コンピューターで制御できる電磁石を生成。地球の磁場と干渉させることで衛星の向きを変える役割がある。
梶村教授によると、KOSEN-1に使用されたコンピューターは安価な市販品といい、宇宙空間での運用は初めて。コンピューターが宇宙空間で正しく動くかの実験も兼ねており、梶村教授は「今回の実証データは、一般企業の宇宙進出にも大きく寄与するだろう」と話す。
イプシロンは当初、1日の打ち上げ予定だったが、ロケットを監視する設備で不具合が発生し延期。7日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から発射されることが発表されている。
田中さんらには、打ち上げ後もKOSEN-1が正しく姿勢制御ができているかの確認や、不具合があった場合は修正プログラムを送信するなどの重責が残っている。田中さんは「まずは打ち上げの成功を祈りたい。ここからが正念場だ」と意気込んでいる。

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