たこ料理が抽選で当たる「半夏生には明石だこを食べよう！プレゼントキャンペーン」が行われている。消費拡大を目指し、兵庫県明石市内の事業者らが一体となって取り組む。

　半夏生は夏至から１１日目のころを指し、タウリンを含み疲労回復効果があるとされるタコを食べる風習がある。明石市漁業組合連合会や明石飲食業組合などでつくる実行委員会の主催。

　同委員会は明石ダコの魅力を広めようと２０１４年に結成。魚の棚商店街（明石市本町１）での屋台出店や、小学生にタコを触ってもらう出張授業、プロを招いてのたこ料理教室などに取り組んできた。しかし、コロナ禍で大勢が集まるイベントは中止に。２年前からはプレゼントのキャンペーンが中心になっている。

　今年は明石ダコのボイル（５人）▽明石たこカレー（２０人）▽あかし玉子焼き（１０人）が対象。いずれも市内の企業などが、明石ダコを使って作っている。

　明石商工会議所のホームページにあるアンケートに答え、はがきかメールで応募する。１０日締め切り。同委員会事務局ＴＥＬ０７８・９１８・５０９８。土日休み。

（有冨晴貴）