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戦没者追悼式で献花する遺族=洲本市文化体育館
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戦没者追悼式で献花する遺族=洲本市文化体育館
灯籠で浮かび上がった「平和」の文字=若人の広場公園
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灯籠で浮かび上がった「平和」の文字=若人の広場公園

 76回目の終戦記念日を迎えた15日、兵庫県・淡路島内各地で戦死者の追悼式典があった。昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響で参列者を絞って実施し、犠牲者の冥福と世界の平和を願った。(吉田みなみ)

 同県洲本市の戦没者追悼式は市文化体育館(洲本市塩屋1)であった。市内各地区の遺族代表、県や市関係者ら約30人が参列。東京都内であった「全国戦没者追悼式」の中継に合わせ、黙とうをささげた。

 父助一さんがパプアニューギニア・アイタペで戦死した洲本市遺族会の安藤恭雄会長(78)は、「戦争での犠牲を教訓として心に刻み、平和に過ごせる社会の確立に努力を重ねたい」と語った。

 同県南あわじ市は、学徒出陣で命を落とした全国の若者約20万人を悼む「若人の広場公園」(南あわじ市阿万塩屋町)で、追悼献花式を行った。遺族や県、市関係者ら約30人が参列した。

 日没に合わせ、戦没者の魂を送る「萬灯会(まんどうえ)」とミニコンサートも実施した。ウクレレやバイオリンの音色が響く中、約500個の灯籠で敷地内を照らし、「平和」の文字を浮かび上がらせた。

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