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解禁前のお披露目会で、島内の料理人らが考案したメニューが並んだ=南あわじ市志知佐礼尾、吉備国際大学
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解禁前のお披露目会で、島内の料理人らが考案したメニューが並んだ=南あわじ市志知佐礼尾、吉備国際大学
淡路島サクラマスのお刺し身パスタ
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淡路島サクラマスのお刺し身パスタ
淡路島サクラマスのブラック丼
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淡路島サクラマスのブラック丼
熟成サクラマス棒ずし
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熟成サクラマス棒ずし
サクラマス・ブッラータ
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サクラマス・ブッラータ

 兵庫県南あわじ市・福良湾のご当地サーモン「淡路島サクラマス」を使った料理の提供が解禁された。島内33店舗がピザや棒ずしなど56種類の特別メニューを用意。新型コロナウイルス禍前の売上高約9千万円台を目標に、趣向を凝らした逸品で淡路島の春の味覚をPRする。5月31日まで。(西竹唯太朗)

 サクラマスの養殖は、春季の特産品を作ろうと2015年、福良湾内で始まった。今季は、1業者が昨年12月から約1万2千匹の成育に取り組んでいる。

 メニュー開発は、養殖2年目から南あわじ市内で飲食店を募ってスタート。その後、島内全域を挙げた取り組みへと広がった。

 20年からコロナ禍の影響を受けたが、22年は約2万6千食、同8400万円を売り上げており、流行前の水準に戻りつつある。

 今回はおなじみの丼や鍋料理に加え、新たに4メニューが登場。南あわじ市福良乙の熟成魚専門店「FUKUototo(フクオトト)」は、真空状態で10日以上熟成させたサクラマスを使った棒ずしを考案した。シャリにもこだわり、ビーツを漬け込んだ酢で赤く染め、春らしく仕上げた。

 同市福良丙の「ホテル&リゾーツ南淡路」は、竹炭などを混ぜたパン粉でサクラマスを揚げた「ブラック丼」を提供。竹炭には整腸作用があり、健康志向もPRする。

 ほかにも燻製(くんせい)の切り身を使ったピザや、桜のペーストを練り込んだ平打ち麺とサクラマスを合わせたパスタなど多彩な品目が並ぶ。

 今季は海水温が高いため前季より大きく育っているというサクラマス。養殖に取り組む福良漁協の前田若男組合長(53)は「サクラマスを食べることで『春が来たな』と思ってもらえるよう知名度をさらに上げていきたい」と話していた。

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