正当な理由なく、包丁を所持してコンビニに立ち寄ったとして、兵庫県警兵庫署は26日、銃刀法違反の疑いで、神戸市兵庫区の無職の男(59)を逮捕した。調べに「料理するためだった」などと容疑を否認しているという。
逮捕容疑は同日午後1時50分ごろ、同区東山町2のコンビニで、刃渡り約16センチの文化包丁1本を携帯していた疑い。
同署によると、男の背中側に柄が出るように、刃物がズボンに差し込まれているのを見た買い物客が、コンビニ側に通報。男が自転車で店から去って行く際、包丁を落としたのを店長が確認し、同署に連絡した。
男はその後、自転車の前かごに包丁を置いたまま近くの飲食店に立ち寄り、店から出てきたところで同署署員が事情を聴いたという。