6日午後、兵庫県赤穂市の無職女性(65)が「警察官を名乗る男らに暗号資産(仮想通貨)をだまし取られた」と県警赤穂署に届け出た。同署によると、女性は約510万円分の暗号資産を詐取されたといい、特殊詐欺事件とみて調べる。
同署によると、7月14日、女性は自宅に社会保険庁職員や他府県の警察官を名乗る男から電話があり「保険証が不正利用されている」「詐欺グループに情報が漏れている」などと告げられた。さらに「現金を守るために暗号資産を送ってもらう必要がある」などと言われ、通信アプリでやりとりを重ね、9月5日に現金510万円分の暗号資産を送ったという。
女性は相手と連絡が取れなくなり、詐欺に気づいたという。