医療

医療ニュース
  • 印刷

 先行接種に使われているファイザー製ワクチンは、高い有効性とともに副反応も報告されている。

 約4万人への試験では半数にワクチン、半数に偽薬を投与。2回目の接種から7日以降に新型コロナを発症した人は、ワクチン接種者で8人、偽薬接種者で162人となり、発症予防に95%の有効性が示された。

 ワクチンには発症予防のほか、感染を防ぐ「感染予防」、発症しても重症化を防ぐ「重症化予防」が期待されているが、感染予防にどの程度効果があるか、免疫がいつまで続くかなどは分かっていない。

 副反応とみられる症状も報告されている。注射した部位の痛みは7~8割と多いが、ほとんどが軽度から中等度だった。また38度以上の発熱は、2回目の接種後に16~55歳で16%、56歳以上で11%の人でみられたという。ほかにも倦怠感(けんたいかん)や頭痛などがみられているが、偽薬接種者も同様。全体として、高齢者は若年者よりも副反応の頻度が低く軽度で、1回目より2回目の接種後の方が発生率が高いという。発症後2~3日以内に消えている。

 すでに接種が始まっている米国などでは重いアレルギー反応「アナフィラキシー」と判断される事例もあるが、100万回あたり5例程度の割合で、多くは30分以内に発症している。

 日本では先行接種されている医療従事者に健康状態を記録してもらい、発熱やだるさといった軽い症状から重い症状まで各病院を通じて毎週集計するという。また、アナフィラキシーの対策では、接種後に会場で一定時間様子をみてもらうことにしている。(高田康夫)

医療ニュースの新着写真
医療ニュースの最新

天気(6月24日)

  • 28℃
  • 21℃
  • 30%

  • 27℃
  • 17℃
  • 30%

  • 30℃
  • 21℃
  • 30%

  • 30℃
  • 20℃
  • 30%

お知らせ