活発で気分屋のボンゴ。雌とのペアリングがなかなかうまくいかない=神戸どうぶつ王国
活発で気分屋のボンゴ。雌とのペアリングがなかなかうまくいかない=神戸どうぶつ王国

 アサラト、カシシ、ボンゴ。

 アフリカの民族楽器から名付けられた3羽のハシビロコウが神戸にやってきたのは2014年のこと。ポートアイランドに開園した「神戸どうぶつ王国」の目玉の一つだった。

 3羽とも、栃木県にある姉妹園「那須どうぶつ王国」からやってきた。わざわざ複数の個体を移したのは、新施設の集客のためだけではない。世界3例目となる飼育下での繁殖を目指していた。

 壮大な目標を掲げ、最初のペアに選ばれたのが、雄のアサラトと雌のカシシ。雄のボンゴが外れたのは、那須時代のトラブルが影響していた。

 飼育スペースを3分割して1羽ずつ展示していたのだが、ボンゴが仕切りをすり抜けてカシシに接近。飛びかかるような勢いで、くちばしで突っつきにかかったという。