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 兵庫県教育委員会は2020年度、人工知能(AI)などのデジタル技術を駆使して課題解決できる人材の育成に乗り出す。(佐藤健介)

 新学習指導要領は20年度に小学校で、21年度には中学校で全面実施され、プログラミング教育が強化される。こうした状況に対応すべく、県教委は県立学校の全普通教室に電子黒板など大型提示装置や無線LANを備える。

 タブレット端末について、県立特別支援学校の小中学部などでは国の方針に沿って「1人1台」を配備。高校などでは1学年1学級相当の数をリースする。県教委は「タブレットの授業に親しんでもらいたい」と説明する。

 さらに「兵庫型STEAM(スティーム)教育」と題した改革を展開。科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の頭文字を取った造語で、感染症拡大を防ぐワクチン量を数式化▽スポーツ競技のコートをボードゲームで再現し戦略を練る-など、実社会への応用策を考える授業を想定する。

 兵庫、加古川東、豊岡高の3校をモデル指定。県と友好提携する豪・西オーストラリア州の実践校に教員らを派遣し、科目化や学科設置の研究材料とする。兵庫型「E」では英語(English)も重視し、英語が母語の教員配置を視野に入れるほか、留学する高校生を対象とした給付金制度(1人上限30万円)を県独自で新設する。

 課題は指導教員の不足。文部科学省の18年度調査では「授業に情報通信技術(ICT)を活用する能力」について肯定的な自己評価をした教員の割合が、兵庫県は71・1%と全国20位。県教委は小中9年間のプログラミング指導案作りを進めるなど、魅力的な事例の積み上げを目指す。

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