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本当ならぴかぴかのランドセルを背負っているはずの小学1年生も公園に。遊具の感染リスクも指摘されるが、見守る保護者は「毎日家に閉じ込めてはおけない」。なるべく子どもの少ない時間帯を狙ったり、マスクの着用や手洗いを注意したりと、心を砕いていた=神戸市須磨区千歳町2、千歳公園(撮影・吉田敦史)
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本当ならぴかぴかのランドセルを背負っているはずの小学1年生も公園に。遊具の感染リスクも指摘されるが、見守る保護者は「毎日家に閉じ込めてはおけない」。なるべく子どもの少ない時間帯を狙ったり、マスクの着用や手洗いを注意したりと、心を砕いていた=神戸市須磨区千歳町2、千歳公園(撮影・吉田敦史)
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 新型コロナウイルスの感染拡大で学校の休校が長期化する中、神戸新聞社は双方向型報道「スクープラボ」で悩みや要望を尋ねた。兵庫県内の保護者を中心に、中高生、大学生らから1013件の回答があり、半数が学力低下を懸念。家庭学習の限界を訴え、オンライン授業の推進や、生徒へのきめ細かな支援を求める声が相次いだ。(藤村有希子)

 アンケートは今月18~20日、無料通信アプリLINE(ライン)で実施。自由記述式で3項目を聞いた。居住地は神戸市(43・8%)、姫路市(7・6%)、明石市(6・9%)の順で多く、加古川市、西宮市、豊岡市、南あわじ市など県内全域。県外の人も一部いた。

 【1】「休校の長期化で困っていることや悩み」を尋ねたところ、「学習の遅れ、学力低下」が49・1%と最多だった。「家庭学習では限界があり、学力格差が広がっている」(加古川市、パート勤務、46歳)など、先進的な学校や家庭との差を心配する声が目立った。

 ほかには「運動不足、体力低下」(15・6%)▽「ストレス、意欲低下など精神的影響」(14・4%)▽「生活習慣の乱れ」(12・5%)-など。自由に外出できない窮屈さから怒りっぽくなったり、友人に会えずに情緒不安定になったりという精神面の変化や、生活が昼夜逆転しているケースもあった。

 親や祖父母の負担増に悩む声も切実だった。「在宅勤務だが、子どもがいると仕事にならない」(姫路市、会社員)、「毎日3食の調理がしんどい」(明石市、主婦、39歳)など、「仕事や家事への支障」が10・7%に上った。

 一方、【2】「休校中の学校や先生との関わり方について、要望や意見」を聞くと、インターネットを駆使した丁寧なサポートを求める意見が並んだ。

 「私学と差がつかないようにオンライン授業を行うなどの対策をとって」(神戸市、高3)、「オンラインの授業や面談で、子どもとの関わりや学習機会をつくってほしい。先生方がどんな対策をしているのか全く分からず、不安になる」(神戸市、会社員、37歳)-など。

 【3】「子どものために購入した物」については、通信教材やタブレット端末、参考書などの学習用品が多かった。

 自宅で過ごすときに使うゲーム関連品や、おやつ、書籍のほか、バスケットボールなどのスポーツ用品もあった。

     ◆

 回答の詳細は後日、スクープラボ特集で紹介します。

     ◇     ◇

 神戸新聞社は、読者の投稿や情報提供を基に取材を進める双方向型報道「スクープラボ」を始めました。身近な疑問や困りごとから、自治体や企業の不正告発まで、あなたの「調べてほしい」ことをお寄せください。LINEで友だち登録(無料)した後に投稿できます。皆さんと一緒に「スクープ」を生み出す場。ご参加をお待ちしています。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

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