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開校以来初めて、複式学級が解消された六甲山小学校の6年生の教室。同級生は7人だ=神戸市灘区六甲山町
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開校以来初めて、複式学級が解消された六甲山小学校の6年生の教室。同級生は7人だ=神戸市灘区六甲山町

 児童が少ない2学年を一つにした「複式学級」が神戸市立六甲山小学校(同市灘区六甲山町)で本年度、約70年前の開校以来初めて解消された。2002年度に市内全域を校区とする小規模特認校になったのを機に児童が増え、解消への条件をクリアした。

 同校は1949(昭和24)年、唐櫃小の分教場として六甲山上に開校し、52年に独立した。校区内に企業の保養所などがあった頃は住民も多く、58年の同校は一部複式学級ながら、児童数は最多の73人に。その後、保養所の閉鎖などで住む人も減り、01年度は在籍11人、入学者はゼロになった。

 そうした状況を背景に02年度、特認校制度を導入。豊かな自然を生かしたカリキュラム、地域行事への参加など独自の取り組みや、少人数ならではの家庭的な雰囲気を魅力に転入や入学を希望する児童が増えた。

 一方、現在の基準では、複式学級を解消するには「隣り合う学年の合計人数が15人以上」が条件。19年度は1~4年生でクリアしたが、5、6年生は複式のままだった。全校生63人で始まった20年度、ようやく全学年で解消された。

 新型コロナウイルスの影響による休校をへて、神戸市の小中学校は6月1日から授業を再開。六甲山小では多くの児童がケーブルカーで登校し、間隔を空けて整列するなど感染予防に取り組む日々が続く。

 5年の女児(10)は「早くみんなと遊びたかった」と新学期を満喫中。森澤克行校長は「児童を増やすため、多方面へ学校の魅力を周知した努力が実った。より活気のある学校にしたい」と話す。

 県内で複式学級がある学校は44校で、うち神戸市内は7校。(鈴木久仁子)

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