教育ニュース
新型コロナウイルスの感染者が相次ぎ、兵庫県内が17日から感染拡大の「警戒期」に入ったことを受けて、県教育委員会は20日までに、県立学校(高校、特別支援学校など)全174校に、部活動の公式試合や合宿など県外における教育活動を当面の間自粛するよう、文書で通知した。
県教委によると、部活動の試合や合宿などについて、7月10日から県内に限って認めており、8月1日からは県外でも実施できるよう緩和する予定だった。しかし、直近1週間の1日平均の感染者数が10人を超え、「警戒期」に入ったことで、より慎重に対応するよう求めた。
活動日は通常通り、平日4日(2時間程度)、休日1日(3時間程度)を上限とする。感染者数の増減を見ながら、フェーズ(局面)が変われば対応を考えていくという。
修学旅行も自粛する教育活動に当たるが、最も早い高校でも9月以降のため、今後の推移を見ながら学校が延期するかを判断する。
一方、美術館や図書館など県立の社会教育施設や体育施設の指定管理者にも、ガイドラインなどに基づき感染防止対策を徹底するよう通知した。(斉藤絵美)
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