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学校の魅力を発信する川西明峰高校の動画(撮影・山崎 竜)
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学校の魅力を発信する川西明峰高校の動画(撮影・山崎 竜)

 兵庫県内の中学3年生が体験授業や部活動の見学で高校生活に触れる夏の「オープン・ハイスクール」が、今年は新型コロナウイルスの影響で中止になった。9月1日の進路希望調査に向けて重要な機会だが、県教育委員会は8月末まで開催を見送るよう決定。「何を参考に選べばいいのか」と戸惑う受験生のために、高校がオンラインで学校紹介を配信する動きが広がっている。(斉藤絵美)

 「在校生や先生の様子を実際に見てみないと。どうやって進路を決めたら…」

 息子(14)が公立高校を志望する神戸市内の母親(49)は困惑する。8月上旬に進路希望調査の紙が配られたが、頼りは息子の希望だけ。「早く一緒に学校を見に行きたい」と望む。

 県教委によると、全県立高147校の大半が例年、夏休みを中心に年明けまで複数回、オープン・ハイスクールを実施。2019年度は受験生や保護者約13万8千人が参加した。

 今年は「定番」の夏休みが中止になり、川西明峰高(川西市)は8月上旬に2日間、初めてオンラインで学校説明会を開催。在校生が校内を巡り、施設や部活動を紹介する様子を約50分、ライブで配信した。「なぜこの学校を選んだの?」「宿題は多い?」など閲覧者からの質問にも在校生が答え、参加者は2日間で延べ約190人に上った。

 神戸商業高(神戸市垂水区)は情報科があり、設備や人員が充実していることから、迷わずオンラインでのオープン・ハイスクールを企画。2日間で約600人が参加し、中3生が在校生に直接質問するなどして盛り上がった。西村直己校長は「オンラインの方が発言しやすい中学生がいたようで、質問も積極的に飛んだ。進路選択に役立てば」と手応えを口にする。

 総合学科がある有馬高(三田市)も、在校生が学校概要などを紹介する動画をホームページで発信。嶋高生教頭(60)は「不本意な入学を避けるためにも、受験生にはできるだけ高校のことを知って進路を決めてほしい」と話す。

 9月以降について、県教委は密にならないよう対策を徹底した上で認める方針。

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