小児外科は新生児から15歳程度までを対象に、主に手術を必要とする病気の診療や治療を担う。鼠径ヘルニアや急性虫垂炎など日常的な病気から、新生児の先天性疾患、子どもの胸や腹部にできる悪性腫瘍などに対応する。
専門性が高く、今年1月現在で全国の765人が小児外科専門医に認定されている。兵庫県内では15病院に32人(常勤換算)が勤務している。
=記事末尾に小児外科専門医在籍全15病院のランキング
ランキングは小児科と同様、日本の小児医療の最先端を担う県立こども病院がトップで、9人(同)が勤務する。上位には各医療県域の小児中核病院が並んだ。