兵庫県知事選
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県議会本会議場の知事席。予期せぬ質問が出てきても知事は答えなければならない=神戸市中央区
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県議会本会議場の知事席。予期せぬ質問が出てきても知事は答えなければならない=神戸市中央区

 -知事って忙しそうだけど、給与ってどれくらいなの?

 「兵庫県知事の給与(現在)は月額124万6千円。このほか、ボーナスに当たる期末手当が6月と、12月(2017年度は年間3・25カ月)に支給されているの」

 -他の都道府県知事と比べて多い?

 「総務省が毎年、公開している知事の平均給与月額によると、16年度の兵庫県知事の給与額は、47都道府県で21番目。単純には言えないけど、15年の国勢調査で兵庫県の人口は全国7位だったから、そう高くはないともいえるかな。1番はやっぱり、東京で145万6千円。でも、東京都知事選の際、小池百合子都知事が給与半額カットを公約の一つにしたことで話題になったわね。昨年10月、条例が成立して、現在は月額72万8千円で年収としては全国最少になったの」

 -給与はどうやって決めるの?

 「知事の給与を決めるにはまず、民間や地域の代表者、大学教授らで構成された審議会に諮って、いくらくらいが妥当かを考えてもらうの。兵庫県では12年度に審議会が開かれ、知事の給与は月額134万円が妥当とされたの」

 -124万6千円だったのでは?

 「『行政改革』とか『財政再建』という言葉は聞いたことあるかな。財政状況を少しでもよくするため、今までしてきた行政サービスを見直さなければならない時代なの。分かりやすいのは、施設の利用料を値上げするとか。そうすると、県民に負担を求めることになるでしょ。知事が自ら給与を減らすことで、財政負担を軽減するだけでなく、『県民の皆さんもご理解を』というメッセージがこもっているかな」

 「県庁内で大きな不祥事がでてきたようなとき、責任を取って一時的に減らすときもある。どんな場合も、最終的には県議会にも諮って決めているのよ」

 「ただ、国の経済・財政再生計画などの状況を見ながら、少しずつ減額率を減らしている。現に、本年度の減額率は7%だけど、昨年度は9%で121万9千円だったのよ」

 -残業手当や休日出勤したときの手当は?

 「知事は会社で言えば、社長。そういう手当は、会社員や公務員の一般職と比べるとわずかね。兵庫県では期末手当のほか、退職金に当たる退職手当があるくらい」

 -何だか気の毒。

 「私たちから見ると、たくさん支払われているように見えるけど、公務の忙しさや責任の重さからみると、釣り合いが取れていないとか、優秀な人に知事になってもらうにはもっと支払うべきという意見もある。給与以外のところでやりがいを感じる人でないと、知事は務まらないでしょうね」(坂山真里緒)

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