兵庫県知事選
6月15日告示 7月2日投開票
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 -選挙費用ってどれくらいかかるの?

 「今回の知事選には、約19億円(兵庫県予算ベース)が見込まれているわ。『選挙執行経費基準法』という法があって、知事選だけでなく国会議員を選出するときも、この法律にのっとって計算するの」

 -19億円の中にはどんな費用があるの?

 「県知事選とはいえ、投票所や開票所の作業は市町の職員らが作業をしているの。人件費や交通費、ポスター掲示場の設置に必要な経費などは、県が市や町に支払っている。選挙の作業は多くの人がかかわっているから、人件費がかなりの部分を占めているわね」

 「資産のあるなしにかかわらず、公平に選挙活動ができるよう、税金でまかなう仕組みになっているの。候補者が選挙運動に使う費用のうち、運動用の自動車『遊説カー』『選挙カー』の使用料や新聞広告、政見放送など県が負担してくれる費用があるの。今回の選挙では約6千万円の予算が計上されているわ。これは候補者1人当たり約1千万円が認められ、計6人が立候補すると想定して確保した予算だから、実際は減ることになるわね」

 「公費とは別に、選挙事務所の家賃や遊説カーに取り付ける看板の印刷・設置費、電話での呼び掛けといった通信費などは候補者の自己負担。ただ、資金をかけすぎた選挙運動を防ぐため、選挙運動に使ってよいお金には制限額が設けられているわ」

 「立候補には供託金もあるわね。売名などを理由とした無責任な立候補を防ぐためで、知事選だと候補者は300万円をいったん納めておいて、得票数が有効得票総数の10%未満だと没収されてしまうのよ」

 -何も選挙運動をしなかったら、余った公費負担のお金は候補者がもらえるの?

 「それはだめ。あくまでも選挙運動に使うもの。ポスター印刷の費用は印刷会社に、レンタカー代はリース会社に…というように、それぞれ県が直接支払うから、余分なお金が候補者の手元に残るなんてことはないの」

 -「夏だ。選挙だ。兵庫県知事選挙」っていうポスターを見るけど、これは?

 「それは選挙啓発広報費を使って県が作ったポスターよ。ほかにも駅などでの電子看板にかかる費用も同じ」

 -わかったけど、それでも19億円って大きなお金。

 「よく『民主主義はお金がかかる』って言われるけど、選挙もそうね。ちなみに、6月14日時点の選挙人名簿登録者数は463万5881人。単純計算すると、選挙経費は1人当たり約410円の負担。無駄にしないためにも、投票に行くことが大切ね」(坂山真里緒)

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