ニュース
  • 印刷
高校3年生に若者が投票する大切さを訴える大寺直秀・北区長(左)=神戸甲北高校
拡大
高校3年生に若者が投票する大切さを訴える大寺直秀・北区長(左)=神戸甲北高校

 10月22日投開票の神戸市長選を前に、大寺直秀・北区長が1日、同区大脇台9の神戸甲北高校で講演し、3年生約240人に「若者の意見を伝えよう」と投票の大切さを訴えた。

 同市長選の投票率は4年前の前回が36・55%。中でも20代前半は16%台と低く、若者の投票率向上が大きな課題となっている。

 大寺区長は、2014年の衆院選における市内の投票率を年代別に紹介。60代後半は63%だったのに対し、20代前半はわずか25%で、高齢者の意見が政治に反映されやすい「シルバー民主主義」になっていることを説明した。最後に「主権者としての意識を持ち、さまざまな情報から信念に基づいた選択を」と話した。

 来春から社会人になる3年の男子生徒(18)=北区唐櫃台=は「選挙権年齢の引き下げは10代の意見を反映させる良い機会。来年から社会との関わりが深くなるので、市長選では候補者の主張にしっかり耳を傾けたい」と話した。(村上晃宏)

ニュース
一覧

天気(10月22日)

  • 17℃
  • ---℃
  • 50%

  • 18℃
  • ---℃
  • 20%

  • 16℃
  • ---℃
  • 70%

  • 18℃
  • ---℃
  • 50%

お知らせ