阪神・淡路大震災で注目された心のケアに関する研究や診療、人材養成に取り組む全国初の拠点施設「兵庫県こころのケアセンター」（神戸市中央区）が１日、開設から２０年を迎えた。震災発生から２９年が経過した現在も、トラウマ（心的外傷）などに苦しむ被災者の診療を継続。活動は国内外に広がり、今年１月に起きた能登半島地震の被災地支援にも取り組む。（中島摩子）
■尼崎ＪＲ脱線事故や犯罪被害者らにも対応
被災者の心に寄り添い20年「こころのケアセンター」 「阪神・淡路」契機に開設、今も神戸で診療継続
印刷
サービス・事業
神戸新聞がもっと便利に。
電子版でできること。
電子版でできること。
