長い尾を垂らし、針葉樹の枝にとまるサンコウチョウ=丹波篠山市内
長い尾を垂らし、針葉樹の枝にとまるサンコウチョウ=丹波篠山市内

 夏鳥が兵庫県内に続々と飛来する中、丹波篠山市では、繁殖を控えたサンコウチョウが尾羽をなびかせながら、愛のさえずりを響かせている。10~16日は愛鳥週間。

 鳴き声が「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)」と聞こえることから、「三光鳥」とも書く。初夏に東南アジア方面から飛来し、主に薄暗い林で繁殖。目の周りとくちばしの鮮やかなコバルト色が目を引く。繁殖期の雄は飾り羽のように長い尾を伸ばす。

 丹波篠山市内の森林にはこの日、カメラを手にした愛鳥家たちが集まった。サンコウチョウのほか、オオルリやキビタキといった夏鳥の観察、撮影も楽しんでいた。(大田将之)