【ロンドン共同】英地方選で自身が党首を務める労働党が大敗し、スターマー首相が窮地に立たされている。このままでは次回総選挙を戦えないとして、党内では辞任を求める「スターマー降ろし」の勢いが拡大。有力ライバルである北部マンチェスターのバーナム市長の動向に注目が集まっている。
地方選は7日に投票された。2029年までに実施する総選挙の行方を占うとされる中、労働党は約6割の議席を失った。物価高に加え、指導力不足が指摘されるスターマー氏の不人気ぶりが影響したといわれる。
24年の前回総選挙で大勝した労働党は現在、下院(定数650)で400余りの議席を持つ。BBC放送によると、10日時点で30人以上の議員が公然と辞任を要求。党則によると、議員の20%の推薦を得た候補がいれば党首選を実施できる。
関心を集めているのが党内穏健左派のバーナム氏だ。ブラウン政権(07~10年)で保健相などを歴任した元下院議員で、17年に市長に転じた。























