日本維新の会に所属する門隆志兵庫県議(59)=宝塚市選出=が代表を務めていた会社が、無許可で違法にレンタカー事業を営んでいたなどとして、県組織の「兵庫維新の会」は26日、門氏を同日付で除名処分にしたと発表した。
同日開かれた執行役員会で決定した。除名は維新の党紀規則で最も重い。
門氏は2020年2月、自身が代表を務める合同会社「MoCuri」を宝塚市に設立。兵庫維新によると、別会社からレンタカー事業の譲渡を受ける際、国土交通省から必要な許可を受けないまま、違法な状態で事業を続けていた。さらに、「わ」や「れ」ナンバー以外のレンタカー登録をしていない車両を事業に使っていたという。
処分決定に当たっては、聞き取りに対する門氏の姿勢も加味したという。兵庫維新の金子道仁代表は神戸市内で会見し、「除名になれば議員辞職をするのは党のルールだ」と述べた。
門氏は24年の衆院選と23年の県議選で、街頭活動に使う車を候補者に貸し出し、車に取り付ける看板も有償で貸していたことが神戸新聞社の取材で分かっている。受領したレンタル料は、候補者を介して県から支出されていた。MoCuriは今年6月22日付で解散している。
また、門氏が県議会に政務活動の事務所として同社の住所を登録し、政務活動費から賃料や光熱水費などの費用を過大に受け取っていたとして、県議会の維新会派は同6月、過去5年間分の約190万円と遅延利息の返還を求めることを決定。支払われないため、会派が法的措置によって返還請求する方針を決めている。(斉藤正志)
























