兵庫のニュース
高校野球の名門・報徳出身で、香川西(香川)を春夏通算5度の甲子園出場に導いた岩上昌由(まさよし)さん(41)が今春から神院大付の野球部顧問となり、夏の大会後の新チームから監督に就く。1年半前に軟式から硬式に移行した私立校で「簡単でないことは覚悟の上だが、やる以上は甲子園を目指す」と決意を語る。
神戸市垂水区で育ち、報徳、神院大を経て、大学卒業後とともに香川西に赴任。2001年に監督に就任し、寮で選手と寝食をともにする「24時間野球漬けの日々」を送った。たたき上げて春1度、夏4度の甲子園に導いた。
甲子園では1勝止まり。「出場回数を重ねるごとに、怖さやむなしさが募った」と明かす。14年から岡山理大付(岡山)でコーチを務めていたが、母校神院大から誘いを受け、「こんな機会はない」と付属校への赴任を快諾した。
報徳時代は永田裕治前監督(53)の“監督1期生”で主将を務めた。「報徳野球が指導の原点。母校も含めて兵庫県のチームと戦えるのは楽しみ」と話す。
現在は神院大付の社会科教諭として教壇に立ちながら、軟式時代から指揮する龍王賢一監督(36)を支える。チームは硬式転向後、まだ公式戦勝利がなく、「監督のためにも1勝を」と岩上さん。7月8日に開幕する兵庫大会に向け、全力でサポートする。(山本哲志)
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