年齢や障害の有無を問わず、アウトドア体験や観光を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」をさらに広めようと、指導者や支援者を育成する講座が2日間、竹野スノーケルセンター(豊岡市竹野町切浜)であった。阪神間などから受講生と支援者の各10人が参加し、誰もが楽しめる海での野外活動のあり方などについて実習や議論を重ねた。(阿部江利)
講座は、豊岡市の一般社団法人「インクルー」が初めて実施した。同法人の西田紫乃代表が、同センターでインストラクターなどを務める縁で実現した。特別なイベントがある時だけでなく、小学校の自然学校をはじめ、平時から誰もが野外活動を楽しめる機会を増やそうと、人材育成やノウハウの共有を進める狙い。