3日、イランの首都テヘランで、攻撃を受けがれきとなった警察施設に立てられた国旗(AP=共同)
 3日、イランの首都テヘランで、攻撃を受けがれきとなった警察施設に立てられた国旗(AP=共同)

 【エルサレム、ワシントン、イスタンブール共同】イスラエル軍は3日、イランの首都テヘランに大規模な空爆を実施したと表明した。トランプ米大統領は、イランの海軍や空軍は壊滅状態で防空能力を喪失したと主張し「これから大きな被害を受ける」と語った。イランはイスラエルや湾岸アラブ諸国にミサイルや無人機で反撃。交戦は4日目も続いた。

 米ニュースサイト、アクシオスは3日、アラブ首長国連邦(UAE)がイラン攻撃を検討していると伝えた。サウジアラビアも攻撃に加わる可能性があるという。UAEは、防衛態勢を変更する決定はしていないとする声明を出した。

 サウジはイスラム教スンニ派の盟主。UAEと共に米イスラエルのイラン攻撃に参加すれば、地域情勢がさらに不安定化するのは必至だ。

 イランは標的をペルシャ湾岸諸国のエネルギーや民間施設に拡大したとされ、金融、物流の拠点を抱える産油国UAEでは被害が相次いでいる。トランプ氏は3日、ホルムズ海峡を通航するタンカーに対し、必要に応じて米海軍による護衛を実施すると表明した。