外資系生命保険大手のプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパンは14日、浜田元房会長兼最高経営責任者(CEO)が退任したと発表した。6日付。傘下のプルデンシャル生命保険では元社員が詐欺容疑などで相次いで逮捕されており、「不祥事に対する経営責任を考慮し決断した」としている。
社長兼最高執行責任者(COO)を務めていたブラッドフォード・オー・ハーン氏が10日付で社長兼CEOに就任した。
プルデンシャル生命では、顧客に投資を持ちかけ不正に金銭を預かったとして詐欺容疑で元社員が2024年6月に石川県警に逮捕された。同社によると、顧客34人から計約7億5千万円を不正に預かっていた。