1999年に名古屋市西区のアパートで主婦を殺害した容疑で逮捕された安福久美子容疑者(69)が、事件で負ったとされる手のけがについて病院で受診した形跡が見つかっていないことが4日、愛知県警西署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は、26年間周囲に事件への関与を話していないとみており経緯を調べる。事件後に現場でなくなった刃物はなく、捜査本部は、容疑者が鋭利な刃物を持ち込み襲った可能性があるとみている。
一方、殺害された高羽奈美子さん=当時(32)=の夫悟さん(69)によると、高校の同級生だった容疑者からバレンタインデーのチョコレートや手紙をもらったことがあり、好意を寄せられていたという。


















          


          
        
        



