任期満了に伴う兵庫県多可町長選と町議選(定数14)が4日告示され、町長選は無所属で現職の吉田一四氏(69)=自民党県連、公明党県本部推薦=以外に立候補の届け出がなく、無投票で3選が決まった。
吉田氏は2017年の町長選で新人4人の争いを制して初当選し、21年の前回は無投票で再選。町内3中学校を統合する多可中学校の来春開校や、西脇市と共同運営する新しいごみ処理施設の運転開始などを重要政策に掲げた。
吉田氏は「2回連続の無投票となったが、『次の4年間も頑張って、山積する課題に答えを出してほしい』という町民の期待の表れと受け止めている。身の引き締まる思い」と語った。
町議選には現職9人、元職1人、新人10人の計20人が立候補した。人口減少対策に関連した子育て支援や移住推進、産業振興などが争点となる。投開票は9日。(金井恒幸)
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