青森みちのく銀行(青森市)と岩手銀行(盛岡市)、秋田銀行(秋田市)の3行が経営統合に向けた協議を始めることが1日、分かった。規模の拡大で、競争力を強化する狙い。実現すれば、連結総資産が13兆円に達する見込み。東北地方では七十七銀行(仙台市)の規模を超え、地域最大の銀行グループになる見通しだ。
県をまたいだ3行による経営統合協議は珍しい。2日にも3行のトップが記者会見する方向だ。経営統合の基本合意締結に向けて3行で協議を始め、統合の詳細は今後詰めるとみられる。
日銀による政策金利の引き上げを背景に、銀行も企業や個人向け融資の利率を上げている。利息収入は増えるが、貸し出しの元手となる預金の獲得競争が激化。規模拡大や経営の効率化に向けて地銀の再編が加速している。
東北地域では人口減少が進み、預金の流出や貸出先となる企業数の減少など経営環境は厳しい。デジタル化対応に必要な投資負担が地域金融機関の経営課題となっており、協議入り決断を後押しした可能性がある。























