第1部

神戸市北区道場町の山あいにある児童養護施設「尼崎市尼崎学園」。1946(昭和21)年に前身の施設が開設し、戦災孤児や浮浪児など、社会の隙間からこぼれ落ちそうになった子たちを受け入れてきた。現在、虐待や親の病気、逮捕、経済的困窮などが原因で、家庭で暮らせなくなった子ども約40人が生活する。長期の取材を通して、子どもたちの日常を描く。
【20】親と暮らせず傷付いた心「友達がいるから乗り越えられる」2018/3/17
【19】演劇、絵画…「好奇心が子どもの力を呼び覚ます」2018/3/16
【18】「生きている、それだけで尊い」ことを伝えたい2018/3/13
【17】少女の心埋めた風俗「その時だけは大事にしてくれる」2018/3/12
【16】「ここはドラマの世界か」副園長が回顧2018/3/11
【15】「安心して過ごせる親だったら」願い切実2018/3/7
【14】なぜ私を産んだの 親と暮らせない子の葛藤2018/3/6
【13】「やっぱり、命かな」中学生が思う大事なもの2018/3/4
【12】家庭に帰せない 年末年始も変わらぬ光景2018/3/2
【11】子どもたちの笑顔が原動力 50年間支援続ける有志ら2018/3/1
【10】「今度は支える立場に」大学へ進む高3生の目標2018/2/28
【9】部活辞めた 未来見据えた16歳の決断2018/2/27