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 兵庫県芦屋市は二十六日、震災で建設された同市内の仮設住宅のうち、山芦屋町の仮設に残っていた最後の一世帯が、市内の公営住宅に移転し、仮設住宅がすべて解消された、と発表した。

 同市ではピーク時には四十カ所に二千九百十四戸の仮設住宅が建設された。市有地が少なく、当初から学校のグラウンドなどを借り受ける形で対応してきたが、今年三月、南芦屋浜に大量の復興住宅が完成し、急速に転居が進んだ。

 四十カ所のうち現在、三十三カ所で撤去が完了、残りも順次、解体が進んでいる。約七百五十戸と市内最大だった高浜町仮設でも内装や屋根の取り外しが行われている。市は今年度中に全戸を撤去し、整地作業を終える方針で、公園やテニスコートも元の姿に戻る。

 北村春江市長は「恒久住宅への移転後も市民の困難はまだ続くと思うが、第二の復興を迎え、市も全力を傾けたい」としている。

1998/8/27
 

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