明石

  • 印刷
オンライン芝居の上演に向け、稽古もオンラインでする出演者ら(はせなかりえさん提供)
拡大
オンライン芝居の上演に向け、稽古もオンラインでする出演者ら(はせなかりえさん提供)

 兵庫県の明石ゆかりの俳優がオンライン会議システムを活用し、表情とせりふだけで画面上で演じるオンライン芝居「恋人のアカシ」が5、12日、配信される。脚本は今回のために書き下ろされた明石が舞台のミステリー。自宅にいながら出演する役者は、いつもとは勝手が違う公演スタイルに戸惑いながら、視聴者を謎解きに巻き込む演出など、さまざまな工夫をめぐらす。(吉本晃司)

 公演するのは大阪の劇団「劇団」(通称ゲキゲキ)で活動をしている明石市出身の俳優植木歩生子(ふうこ)さん(33)ら7人。

 新型コロナウイルスの感染拡大で舞台活動ができなくなった4月、「何か新しいことをやりたい」と植木さんは明石文化国際創生財団へ相談を持ち掛けた。ゲキゲキに明石出身者が多く、明石ゆかりの演劇人で新たな試みをと、リモートで制作できるオンライン芝居を手掛けることになった。

 ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使うため、それぞれの役者は上半身しか映らない。稽古では顔の表情や手の動きだけで演技をつけていく。オンラインらしさを出すため、背景はあえて役者の自宅をそのまま映し込むが、似たような画面が続く退屈さを避けるため、役者が部屋を移動する演出も試みる。

 台本は明石出身の脚本家兼音楽家、小西透太さん(34)の書き下ろし。コロナ禍の東京で暮らす若い女性が、ある日突然姿を消した遠距離恋愛中の恋人を探すため、探偵事務所に捜索を依頼。明石を舞台に探偵が奔走するというストーリー。明石を知る人なら思わずうなずいてしまう「明石あるある」もちりばめられているという。

 探偵役で出演する橋口俊宏さん(32)=明石北高校出身=は「画面に映る自分を見ながら演技するのは、実際の舞台ではないことなので不思議な感覚」と戸惑う。「地元明石の話題が出てくると思い出がよみがえる。この芝居を見て、明石に興味を持ってくれたらうれしい」と話す。

 明石文化国際創生財団のホームページから「恋人のアカシ」のページに入り、日付をクリックする。5日に前編、12日に後編をいずれも午後7時から各20分ずつ配信。視聴無料。同財団TEL078・918・5085

明石
明石の最新
もっと見る

天気(1月28日)

  • 12℃
  • ---℃
  • 20%

  • 14℃
  • ---℃
  • 50%

  • 12℃
  • ---℃
  • 20%

  • 11℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ