明石駅南の明石銀座商店街（兵庫県明石市）は１２～１９日、初企画の歳末イベント「街ぶら穴埋めクイズ」を開く。商店街を巡ってキーワードを探し出すと、豪華賞品の当たるくじ引きに挑戦できる。新型コロナウイルスに対応した政府の需要喚起策「Ｇｏ　Ｔｏ　キャンペーン」の商店街支援を活用。２９店舗が協力する。

　「穴埋めクイズ」は、商店街の７店舗で見つかる七つの文字を組み合わせ、言葉をつくる。１２、１３日は解答用紙と引き換えにはずれなしのくじ引きができる。

　商店街の飲食店の食事券やホテル宿泊券、ドローンや和菓子など総額１５０万円相当の賞品を用意する。参加者には漏れなく除菌グッズがもらえる。

　１４～１９日は商店街に応募箱を設置。抽選による当選者には後日連絡する。

　新型コロナウイルス感染予防対策のため、オンラインでの挑戦も受け付ける。商店街のＰＲ動画に隠された文字をつなぎ合わせて言葉を見つけ出し、応募する。ＬＩＮＥで「明石銀座商店街」を検索し「友だち登録」すれば参加できる。

　かきいれ時の師走を迎えたが、新型コロナの影響で客足は普段の３分の１。同商店街振興組合の植田善仁理事長（６１）は「商店街が元気になれば明石も元気になる。味やこだわりの品を扱う各店の魅力を感じてほしい」と話す。（長沢伸一）