兵庫県明石市は28日、部下の女性職員に業務とは関係ない性的な言動を繰り返したセクハラ行為があったとして、福祉局の40代の男性室長を減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にした。
市によると、男性室長は2017年5月~今年8月にかけて、計12回にわたる部下の女性職員との個別面談で、「髪形がきれいだね」「夫婦仲がいいね」などと業務に関係ない性的な言動を繰り返したという。
女性職員が8月に被害を申告して発覚。市の調査に対して男性室長が否認したため、外部の弁護士が務める公益監察員に市が調査を依頼した。同監察員が25日、男性室長の言動が「セクハラにあたる」と認定したため、処分を決めた。(小西隆久)
