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緊急事態宣言の再発令初日となった14日夜、通行人の人影もまばらな明石駅前=明石市大明石町1
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緊急事態宣言の再発令初日となった14日夜、通行人の人影もまばらな明石駅前=明石市大明石町1
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の再発令から初めての土日曜となった16、17日、JR明石駅(兵庫県明石市)の夜の人出が、昨年4月の前回発令時に比べて20%増えたことが、スマートフォンの位置情報を基にした推計で分かった。利用客数が同規模のJR姫路駅でも前回の発令時と比べて48%増えており、「コロナ慣れ」で同宣言の効果が不透明な現状をうかがわせる。(長沢伸一)

 IT企業の「アグープ」が駅を中心に半径500メートル圏内で算出した、午後9時台の平均滞在者数で比較した。

 JR明石駅では、再発令後の今月16、17日、平均約1万4千人の人出があり、再発令直前の土日曜と比べて12%の減に。昨春の発令時は、初めての土日曜が約1万1700人で発令前より37%の減。発令前後の減り幅を比べると、今回は3分の1にとどまった。

 明石商工会議所は「前回の宣言時は外出自体を自粛という認識だった。今回は飲食以外なら外にいても大丈夫という世の中の雰囲気があるのでは」という。

 JR大久保駅でも緊急事態宣言発令前後の人出の減り具合をみると、1回目の宣言の12%減に比べ、今回は5%減と小幅になった。

 JR姫路駅は、前回の宣言時は68%減と外出自粛の傾向が際立ったのに対し、再発令では40%減だった。姫路商工会議所は「駅前の歓楽街や飲食店街が午後8時に一斉に閉まったことが減少の要因」とした上で、減り幅が前回を下回ったことについては「具体的な要因は考えにくい。コロナ慣れとしか考えにくい」と指摘した。

 他方、午後8時以降の人出の減少は夜の街には深刻な打撃となっている。明石市本町1の和食店を営む男性(76)は「宣言発令で夜はさっぱり。昼間はランチのお客さんがあるので前回よりまだまし」。明石駅で客待ちをしていた男性タクシー運転手(70)は「夜10時以降、終電までに2回乗ってもらえればいい方」と険しい表情。「昼間は通院する高齢者らの利用があり、前回より人は動いているようだ」と望みをつないだ。

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