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20日に明石弦楽四重奏団と協演するトロンボーン奏者岡村哲朗さん=明石市東仲ノ町
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20日に明石弦楽四重奏団と協演するトロンボーン奏者岡村哲朗さん=明石市東仲ノ町

 大久保北中学校の吹奏楽部で楽器と出合い、現在は楽団員や音楽教室講師を務めるトロンボーン奏者岡村哲朗さん(34)=大阪府豊中市=が20日、明石市民ホール(兵庫県明石市本町1、らぽす5階)でリサイタルを開く。明石弦楽四重奏団との協演に加えて協奏曲を弦楽四重奏で披露するなど意欲的なプログラムを組み、新型コロナウイルス禍にあって音楽ができる喜びを重厚なハーモニーに乗せる。(吉本晃司)

 岡村さんは大久保北中から明石南高校、大阪音楽大へと一貫してトロンボーンを学び、イギリスに留学。帰国後は松方ホール音楽賞を受賞するなど、関西の若手トロンボーン奏者として第一線で活躍している。

 リサイタルは昨年3月に予定していたが、新型コロナの影響で延期。振り替え公演を同5月で調整していたがコロナの収束が見通せず、大幅な予定変更を経てようやく2月の開催にこぎつけることになった。

 昨年は演奏会や講師の仕事が減った一方で、音楽ができるありがたさを改めて確認する期間にもなった。「4月には仕事がゼロになり、廃業も考えた。しかしアマチュアになっても演奏はやめないだろうし、僕は音楽が好きなんだな」と岡村さん。現在は新型コロナ禍以前の7、8割まで仕事が戻っているという。

 公演は、1部をアルトトロンボーン、2部をテナートロンボーンで演奏。1部ではバロック時代に作曲されたアルブレヒツベルガーのアルトトロンボーン協奏曲、2部は後期ロマン派の曲、ライヒャのトロンボーン協奏曲第2番を弦楽四重奏で披露する。

 また、バッハの「主よ、人の望みの喜びを」「G線上のアリア」、モーツァルトの「夜の女王のアリア」などおなじみの曲も楽しんでもらう。

 岡村さんは「少子化で楽器を演奏する子どもも少なくなり、小編成でできる楽曲が求められている。弦楽四重奏版がうまくいけば他の楽器にも応用でき、今後につながっていくのでは」と期待を込める。「コロナで演奏機会が減った分、一回一回を大切にする気持ちが強まった。音楽文化が今後も続くよう、精いっぱい演奏したい」と話す。

 午後2時開演。一般2千円、学生千円(いずれも当日500円増し)。明石市民会館TEL078・912・1234

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