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国保料の滞納について会見する筒泉寿一市議=明石市役所議会棟
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国保料の滞納について会見する筒泉寿一市議=明石市役所議会棟

 兵庫県明石市議会の議員が国民健康保険料(国保料)を滞納し、議員報酬の差し押さえ通知を受けていた問題で、筒泉寿一議員(36)は22日、同市役所で記者会見を開き、自身が滞納していたことを明らかにした上で「明石市の皆さんが一生懸命働いて納めている中で私が滞納してしまい、申し訳ない」と謝罪した。所属会派からは同日付で退会したが、議員辞職については「市民に迷惑を掛けたので挽回したい」と否定した。(長尾亮太)

 筒泉市議によると、滞納したのは2019年10月分から21年2月分までのうち6期分、計3万3900円。原因について「まったく使っていない口座で残高不足だった」と説明した。自宅に届いていた市からの督促状は中身を開くことなく放置していたという。

 同市は今月3日付で議員報酬、賞与、期末手当などを差し押さえた。筒泉市議は同日付の通知を受け、既に全額を納めたという。

 筒泉市議は19年4月の同市議選に維新公認で初当選し、現在1期目。維新の各議員が党の規則に従い、議員報酬の一部を被災地などに寄付しているが、筒泉市議は寄付したように装って実際はしていなかったとして、2月28日付で除名処分と議員辞職勧告を受けている。

 22日に会見した筒泉寿一市議との主なやりとりは次の通り。

 -納付した経緯は。

 「職員から説明を受け、家に大量にたまっていた郵便物を確かめて納めた。ただ、それでも足りなかったので、あらためて納付書を送ってもらい支払った」

 -督促状が届いた先は。

 「朝霧にある自宅兼事務所。住み始めて2年目になる。慈善活動などで離れるときを除いて週5日以上を過ごしている」

 -資金が工面できなかったのか。

 「払えない状況でない。マリンスポーツのツアー販売などの事業を手掛け、コロナ禍で休業しているが、滞納とは関係ない」

 -2月末、日本維新の会の兵庫県総支部から除名されている。

 「(党の規則通り)期限までに被災地などへ寄付しなかったことが原因だが、その後に神戸の団体へ寄付している。市会の会派からも、(除名を受けて)もともと退会する予定だった」

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