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製作したティーノートを開き、自らが書き込んだページを見せる林史剛さん=明石市内
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製作したティーノートを開き、自らが書き込んだページを見せる林史剛さん=明石市内

 兵庫県明石市在住の紅茶愛好家・林史剛(ふみたか)さん(42)が、飲んだ紅茶の入れ方や味わい、お茶請けを記録するための専用冊子「ティーノート」を製作した。日々、愛好家同士で紅茶談義に花を咲かせる中で「詳細な情報をやりとりできれば、会話がさらに広く、深くなる」と思い立った。「このノートを手に紅茶を楽しみませんか」と芳醇(ほうじゅん)なる世界へいざなう。(長尾亮太)

 「このケーキにはどんな紅茶が合うかな」。神戸・三宮の洋菓子店で販売員として働き始めた2013年ごろ、客からそんな質問をよく受け、それまで紅茶になじみの薄かった林さんは答えに窮した。ケーキを売るには紅茶の知識が欠かせない-と痛感し、通信教育で紅茶について学んだ。

 その中で出合ったのが国内で生産される「和紅茶」だ。紅茶といえば海外産のイメージしかなかったといい、その優しい味わいと、産地ごとに異なる個性のとりこになった。その魅力を広めようと17年に市内で講座を開いたところ、定員を超える参加者が集まり、手応えを感じた。

 現在は和紅茶の普及に向け、「オンラインお茶会」を月1回催す。共通の和紅茶を飲んで品評し合った後、その生産者に質問したり、意見を述べたりする。林さんは、お茶会のやりとりを記録することで、後日の紅茶談義にも活用してもらおうとティーノートを発案。デザイナーとして活動する紅茶仲間に声を掛け、製作に協力してもらった。

 ノートには商品名や生産地、価格のほか、入れ方や飲み方、合わせて食べた料理や菓子を書き込む欄を設けた。「和紅茶はおでんやカレーパンなどにも意外と合うので、生活に取り入れるとちょっぴり豊かになりますよ」と話している。

 1冊300円(送料込みで500円)。希望者は林さん(bosque884@gmail.com)へ。

     ◇     ◇

■紅茶コーディネーターの林さん、相次ぎイベント仕掛け

 和紅茶をこよなく愛し、魅力発信に力を注ぐ紅茶コーディネーターは、明石のまちを舞台とするイベントの仕掛け人としての顔も併せ持つ。

 SNSを使って楽しむマラソンイベント「シャルソン」を14年に明石市で初開催。昨年にはスマホのGPS機能を使い、走ったルートで一筆書きのように線画を描く「GPSお絵かき選手権」を行った。

 雪合戦のように水風船を投げ合う大会も大蔵海岸で実施。17年からは書評合戦「ビブリオバトル」を市内で開く。

 「レクリエーションという言葉には、『再び創造する』との意味もある。世代間の交流を通して新たな明石を生み出せたら」と笑顔を見せる。

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