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「コロナに負けるな」と100円の弁当の販売を始めた居酒屋の高見奈緒美店長=明石市本町1
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「コロナに負けるな」と100円の弁当の販売を始めた居酒屋の高見奈緒美店長=明石市本町1

 新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮する家庭の力になろうと、兵庫県明石市の居酒屋が25日、ワンコインの100円で弁当の販売を始めた。シングルマザーの店長の発案で、緊急事態宣言発令中の31日まで無休で続ける。

 明石市本町1の居酒屋「みんなの酒場 だい」。同店は昨年11月にオープンしたばかりだが、同宣言の相次ぐ発令などで長期休業を余儀なくされている。

 店長の高見奈緒美さん(45)は「営業はできないが、飲食店には時短協力金が出ているのでなんとかなる。でも本当に困っている人もいる」と明かす。

 高見さん自身シングルマザーで、友人の中には職を失ったり、仕事に追われて子どもに食事を作る時間がなかったりと厳しい現状に直面しているひとり親家庭があるという。

 100円弁当は新型コロナで苦境に立たされたシングルマザーや高齢者らの支援になればと発案。同店オーナーによると、時短協力金の一部をやりくりして資金を捻出しているという。

 初日は唐揚げと揚げシューマイ、ポテトサラダをおかずに「応援弁当」と銘打ち、午前11時半から販売。限定30個は1時間足らずで売り切れた。

 「高齢者が多いので、油ものは少なめにした方がいいかも」と高見さん。同市に住むシングルマザーの女性(31)はベビーカーを押して来店。「非正規雇用なのでいつ仕事がなくなってもおかしくない。こういった取り組みはありがたい」と頬を緩めた。(有冨晴貴)

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