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新型コロナウイルスワクチンを接種する高齢者=31日午前、明石市大明石町1
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新型コロナウイルスワクチンを接種する高齢者=31日午前、明石市大明石町1
あかし市民広場の集団接種会場。4ブースのいずれかで接種した後、右奥のスペースで15~30分待機する=31日午前、明石市大明石町1
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あかし市民広場の集団接種会場。4ブースのいずれかで接種した後、右奥のスペースで15~30分待機する=31日午前、明石市大明石町1

 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が31日、兵庫県明石市内の医療機関などで一斉に始まった。6カ所の集団接種会場の中でいち早くスタートしたあかし市民広場(大明石町1)には、「コロナ禍の前の日常を早く取り戻したい」と約700人の高齢者が訪れた。(長尾亮太、有冨晴貴)

 市によると、26日時点で予約済みの高齢者約6万4500人のうち、半数超の約3万4900人が市内134カ所の病院や診療所で「個別接種」を、約2万9600人が「集団接種」を受けるという。

 あかし市民広場では午前9時15分に受け付けを開始。15分ごとに時間帯を区切り、高齢者を誘導した。早めに到着したため、場内の待機場所にいたのは、受け付け開始時点で10人程度と混雑は見られなかった。

 接種を終えた人は一様に安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 「早く孫を抱っこしたい」と声を弾ませるのは、同市の男性(68)。「感染の恐れがあると心配され、昨年11月以降、孫と会えなかった。ワクチンを早く打つことができてうれしい」

 「妻とクルーズ船で世界1周する計画が延期となった。早く免疫を獲得し、まだ見ぬ北欧や南米の地を踏みたい」と笑顔をみせたのは同市の無職男性(72)。接種の優先順位のあり方について「感染の広がりを左右するのは広域を移動する現役世代だ。社会全体で感染を押さえ込むには、一刻も早い若年層の接種が欠かせない」と話した。

 金属加工を手掛ける明石発動機工作所社長の金井清さん(70)は「コロナ禍で先行きを見通しにくい中、大手企業が設備投資を手控えており、当社の受注動向にも響いている。社会でワクチン接種が進み、これまで落ち込んだ分の受注を取り戻せたら」と期待を寄せた。

 同市の女性(66)は「新型コロナの感染拡大以前は、大阪へ買い物に行くついでにきょうだいと会えた。そんな生活に早く戻りたいな」と話した。

 高齢者に続き、基礎疾患のある人や若年者も順次、接種対象者に加わる予定で、あかし市民広場での集団接種は今後数カ月間にわたり続くことになる見通し。

 運営スタッフを務めた市職員は「混雑が起きないか心配していたが、市役所を挙げてスタッフを動員したかいもあり、円滑に運営できた。まずはひと安心」と胸をなで下ろしていた。

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