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すべての希望者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を9月に終えると発表する明石市の泉房穂市長=明石市役所
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すべての希望者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種を9月に終えると発表する明石市の泉房穂市長=明石市役所

 兵庫県明石市は7日、新型コロナウイルスワクチンについて国から供給を受けることを前提に、12歳以上のすべての希望者に対する接種を9月末までに終えるとの具体的なスケジュールを発表した。障害者のための接種場所を明石市立市民病院(同市鷹匠町)に設ける方針も明らかにした。

 65歳以上の高齢者を対象にした接種は市内で5月31日からスタート。実際の運用を始めて、接種ペースをさらに上げる余地があることを確かめたという。

 医療機関での「個別接種」は現在、134の病院や診療所が担っているが、今後は新たな医療機関が加わる見通し。また医療機関1カ所当たりの接種人数も増やす。

 公共施設での「集団接種」は、時間当たりの接種人数を増やすほか、若年層のニーズが見込まれる夜間接種を検討していく。

 その結果、市内全体で1日当たりに接種できる人数の平均を現在の約3千人から約4千人へ引き上げる。

 また、ワクチンの打ち手を確保するため、政府が進める医療機関への補助について、市が独自に支援を上乗せすることも検討する。

 泉房穂市長は「健康状態を継続して把握しているかかりつけ医で接種する方が、(重いアレルギー反応などの)リスクが低くなる」として、医療機関での個別接種を拡充したい考えを示した。

 他方、市立市民病院には障害者向けの特設会場を設ける。聴覚や視覚に障害がある人に対応するため、手話通訳や要約筆記ができる担当者を配置する。不安感が強く、集団接種会場での接種が難しい人向けには、日ごろから障害者と接している医療関係者が対応に当たるという。(長尾亮太)

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